トイレのリフォームに補助金が使える?活用できる制度と注意点

トイレの使い勝手や見た目が気になってきた方、節水型や最新機能を備えたトイレに入れ替えたいとお考えの方は多いのではないでしょうか。喜多山工務店でも、津軽地方を中心にトイレリフォームに関するご相談が年々増えています。そうしたお客様のなかには、「補助金って使えるの?」という質問をいただくことも少なくありません。
実は、トイレのリフォームでも条件を満たせば補助金や助成制度が使えるケースがあります。今回は、トイレリフォームで活用できる主な補助金制度と、その注意点についてわかりやすくご紹介します。
トイレのリフォームでもらえる主な補助金とは?
トイレリフォームで活用される代表的な補助制度には、「介護保険制度による住宅改修費の支給」や「自治体独自の助成金」、「国の省エネ関連補助金」などがあります。
たとえば、要介護認定を受けている方がご家族にいる場合、介護保険制度の対象となり、手すりの設置や和式から洋式への交換、段差の解消などの工事に対して最大20万円(自己負担1割~3割)までの補助が受けられることがあります。
また、各自治体によっては、高齢者の住環境を改善するための助成金や、省エネ・節水型設備への交換に対する支援制度を設けている場合もあります。たとえば、節水トイレへの交換が「脱炭素住宅の支援」として対象になることもありますので、お住まいの市町村の制度を事前に確認することが大切です。
対象となる工事や設備の条件に注意
「補助金が出るならすぐに使いたい」と思っても、どんなトイレ工事でも対象になるわけではありません。補助金の種類ごとに条件が異なり、対象となる設備や工事の範囲、事前申請の要否などをしっかり確認する必要があります。
たとえば、節水型トイレに交換する場合でも、国の「こどもエコすまい支援事業」や「住宅省エネキャンペーン」などでは、定められた機種に限って補助対象となるため、希望する製品が対象外ということも起こりえます。
また、介護保険の住宅改修の場合、工事前に市町村へケアマネジャーの意見書などとあわせて申請しなければ、補助金がもらえなくなるケースもあるため注意が必要です。
喜多山工務店では、工事前の段階から補助金の可否や申請方法についてもしっかりご案内しています。工事のスケジュールと補助金の条件をしっかり擦り合わせることで、無駄なく制度を活用することができます。
トイレリフォームでよく選ばれる設備や工事内容
補助金の対象になりやすいトイレリフォームには、いくつか傾向があります。たとえば、高齢者や身体の不自由な方がいるご家庭では、和式から洋式への変更、出入り口の段差の解消、手すりの設置、ドアの開閉を引き戸にするなどが人気です。
また、共働き世帯や子育て中のご家庭からは、お掃除の手間を減らす全自動洗浄タイプや、便座のフタ自動開閉、除菌機能付きの最新式トイレへの交換希望が増えています。こうした機能面の充実に加え、節水・節電性能の高さも評価されており、省エネ住宅補助の対象になることもあります。
トイレ空間を広くとるために間取りを少し変更するような工事もあわせて行うケースが多く、その際には壁や床の断熱性能を高めることも検討されます。津軽地方のような寒冷地では、冬場のトイレの寒さは大きなストレスになります。喜多山工務店では、断熱材の追加や床暖房対応などのご提案も行っております。
喜多山工務店が大切にしていること
喜多山工務店では、単に「トイレを新しくする」だけではなく、お客さまが毎日気持ちよく使える空間をつくることを大切にしています。特に寒さが厳しい津軽地方では、断熱と気密の良し悪しが快適性に直結します。
そのため、トイレ空間のリフォームであっても、必要に応じて壁や床下の断熱を見直すことで、冬場のひんやり感を軽減し、ヒートショックのリスクも抑える工夫をしています。
また、補助金の対象となる製品や工事内容についても随時情報をアップデートし、お客様が賢く制度を活用できるようサポートしております。事前の相談から申請書類のサポートまで、安心しておまかせいただける体制を整えております。
最後に~トイレリフォームと補助金活用はセットで考えましょう
トイレのリフォームを検討する際、補助金制度を上手に活用すれば、より快適で高機能な空間を、お得に実現することが可能です。ただし、制度ごとに条件や申請手続きが異なりますのでしっかりと相談しながら進めることが大切です。
喜多山工務店では、お客様のライフスタイルやご予算、ご希望を丁寧にヒアリングしたうえで、補助金を含めた最適なリフォームプランをご提案しています。青森県津軽地方でトイレのリフォームをお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。